2009年8月4日火曜日

SE・プログラマの年齢限界

誰が言ったか、脳細胞は生まれてから減り続けて行く一方で、SEやプログラマは30歳が限界とか。
私が思うに30歳で限界なのではなく、30歳で勉強することを止めるから、限界が出現するのであって、
絶え間ぬ努力をすれば(才能なんかもあるだろうが)、年齢限界を突破するには難しくないだろうと思う。
そもそも、SEやプログラマがドロップアウトするタイミングは、年齢よりも、
新たな技術の波が来て、それを習得できない人が消えていっている感じである。
最初に触れた技術は、覚えることが出来ても、2つ目の新たな技術が習得できない人が多い。
それは何故か多くの人が、2つ目の新たな技術を、全く新たなものとして覚えようとしているために思える。
こうなると、記憶量は単純に2倍になる。
運よく、2つ目が習得できた、としても3つ目の時には脳がパンクして挫折するかも知れない。
これは、勉強や理解の仕方が間違っているように思う。
新たなことをそのまま覚えるのではなく、その技術のバックグラウンドをしっかり理解することが先である。
まずは、基礎技術を理解するのだ。
基礎技術は10年経ても、20年経ても変わらないものである。
応用技術は、基礎技術にプラスアルファして、作られるものである。
基礎技術を理解していると、応用技術の理解もできるようになる。
しかも、新たに覚えることは少ないので、習得が早くなるし、応用も利く。

それに、基礎技術といっても、難しい専門書を読み解く必要はない。
一番簡単な方法は、コンピュータの歴史を知ることである。

わずか数十年の革新的な技術変化も、元をたどれば1つの技術にまでさかのぼることができる。
それを理解して、もう一度歴史を読み進めていけば良い。

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