2009年7月28日火曜日

プログラムの書き方

プログラムの書き方も今と昔では随分違う。
昔々は、C言語だったので、UNIXのシステムコールなどは使っている内にほとんど暗記していた。
オンラインマニュアル(英語)だったけど、これを読んで書いていれば良かったのである。

ところがWindowsになってから、事情が変わった。
Windowsのアプリケーションを開発するには、砂浜(Windows)に落ちている仁丹(API)を探すような作業が必要になった。
Win32API、MFC、ATL、OLEやActiveX、COM・・・、そもそもこんなに複雑にする必要があるのだろうか。

Windowsに関しては、OSとアプリケーションについて、マイクロソフトは一番の地位を保ちたかった。
正直にAPIを公開しようもんなら、マイクロソフトを出し抜く会社が出てくる可能性がある。
しかし、公開しないとサードパーティは現れないし、Windowsが普及しない。
このジレンマを解消するために考え出されたのが、砂浜に仁丹の撹乱作戦だったのだと思う。
.NETFRAMEWORKが出てきて、C#になってから少しはましになった感じがするが。

インターネットが普及してからは、プログラムはネットに落ちている物になった。
車輪の発明をしないように、まず、ぐぐる。
サンプルを見つけたら、それをコピペして、まず実行。
動けばテストプログラムを書き、テスト。その後本番プログラムへ組み込む。
さすがにサンプルそのまま、まる写しということはない。

しかも、WEBのプログラムになると、オープンソースを使う。そのまま使う。書かなくても良いのだ。
あるいは足りない部分だけをコピペして書き足す。

知っているか知らないかが、プログラムの生産性を決定している感じがする。

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